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佐藤農産 2022年 今年のお便り

2022 1月22日

会津の佐藤です。
本年もよろしくお願いいたします。

今年の冬は例年にない積雪と低温になっている会津より、新年はじめてのお便りです。
今シーズンの冬は早くもピークを迎えています。
11月から雪が積もり、12月にはマイナス10℃を何度も記録しました。
当初の長期予報ではやや気温が高めといわれていましたが、大ハズレでした。
年が明けても雪が降り、また降り、今日も降り。毎日の除雪に疲弊しています。
道路は除雪が間に合わず気温も上がらないので圧雪状態で、車はまっすぐに走れません。
それでも負けずに除雪をしないと、買い物にも出られない。
そろそろ雪捨て場も飽和状態になってきました。
そんな中、116日に毎年恒例の伝統行事「歳の神」が行われました。
我が家の田んぼをお貸しして、集落中から集めたワラを山をつくり、神棚の古いお札を一緒に焚いて、お餅やスルメを焼きます。
それをお家に帰って家族で食べることで無病息災と家内安全をお祈りするのです。
これが終わると正月気分も抜け、気持ちを新たにまた一年を過ごしてまいります。
あと一ヶ月、雪との戦いが続くのでしょうか。
今年の田んぼの水利は安泰なのかなぁ、と豊かな自然に期待しています。
皆様もどうか健康な一年でありますように。
会津有機米研究会ばんげ  佐藤真也

2022 5月2日

お世話になっております、会津の佐藤です。

こちらは4月から春の作業が進んでいます。
3月初めまではまだまだ寒く、「今年は雪解けが遅れてるな」と心配していましたが、4月に入ると気温も上がり例年通りの作業が始まっています。
田んぼの畦畔は雪が多かったのでネズミの穴が沢山、畔塗機でしっかりと補強。
腰が痛くなる水路の掃除も終え、423日には播種作業。そして家族総出で育苗箱をハウスに並べて保温。
今年は播種作業からの気温が低く、いつもより余計に日数を掛けて芽が出ました。
丈夫な苗が育って欲しいと願いながら、ハウスの温度管理に注意を払います。
その間、ようやく乾いた田んぼでは我が家で一番大切な堆肥散布をしているところ。
冬の間に熟成された完熟堆肥を牛舎で散布機に積み込み、圃場へ運び散布。
全ての圃場へ合計100往復かけて有機質を田んぼに還元します。
天気予報とにらめっこをしながら、5月の連休は耕起作業に進んでいきます。
10日には用水が供給されるので、それまでにトラクターは朝から晩まで圃場を走ります。
今年も健全な稲が育つように頑張って参ります。
会津有機米研究会ばんげ  佐藤真也

2022 5月12日

会津の佐藤です。今年の田植に向けて準備が進んでいます。
4月から作業が始まり、いよいよ用水が引かれました。
4月下旬に堆肥散布。畜産部門からつくられた完熟たい肥が圃場へ還元されました。
5月上旬に耕起作業。冬期間に雪でしめられた土壌を起こして酸素を供給します。
そしてとうとう、今年も山々からのミネラル豊富な雪解け水が圃場へ引かれました。
集落では一斉に代掻き作業が始まっています。
これで準備は整い、来週からは田植え作業が始まります。
今年は例年よりも作業が少し遅れ気味です。
会津では雨の日が多く、耕起作業がなかなか出来ませんでした。
雨で濡れた状態で圃場を起こすと、土壌が土壁の様にこねられてしまい、酸素が供給されません。
酸素が不足すると移植後の根の活着が悪く、微生物の活動も抑制されてしまいます。
作業は機械で行いますが、全ての工程に生き物の力が必要で、それを奪ってはなりません。
今年も自然に感謝し、作業に専念して参ります。
会津有機米研究会ばんげ  佐藤真也
 

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